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おもいつきにっき

nomuch2008-10-29

言われた仕事をこなすだけの毎日です。……って書くとOLっぽいよなあ。でも、わたしの実感はそれなんですよ。クリエイティブでファッショナブルでオリジナリティあふれるお仕事をしていると思われていたらほんと申しわけないけど私は毎日、気分としては「与えられた仕事をこなす」ていうのをやっています。それでもね、いろんな意味で自由度が高いので、そこで助かっている感じです。
そんな私にやりたいことが生まれた。たいへんなことです。
自費出版で本が作りたいな! 作りたい! 作りたいです!
いちおう理想としては、子どもも独立してかわいい孫もでき、会社で一定の仕事をして認められて定年を迎え、さあ私もいよいよ自由だ、ハイキングに行ったり句会に参加したりとこれからは奔放に趣味に生きるぞと決めた66歳男性が、そういえば私も会社でつらいことがあった時や長男の反抗期などには書斎で心を無にし季節の空気を感じながら俳句をしたためて心を落ち着かせたものだった。思えばそんな句はもう何百という数になっている。人生を振り返る意味でも、ここでひとつ句集を出してみるのはどうだろうか。幸い勤続40余年でためた貯金に余裕はあるから、自費出版でよかろう。これが世に出れば、万が一にもわたしの意外な才能が認められ、この歳にして歌人として認められることがあるかもしれない……いやいや短慮にも程があるぞ。ともかくそうと決まれば行動は早いに越したことはない。自費出版の会社ならばたしか新聞広告で見たことがある。(古新聞を広げ)そうそうこれだ、新風舎なる出版社があるらしいのだ。新しい風。齢六十六にしてわが身に歌人たる新しい風を吹かせんとする私にぴったりの社名ではないか。
……といった感じのものがつくりたいんですよー。
新風舎は詐欺まがいで倒産してますけどね。
つまり、もう私も30になりますし、まあなんですか、ロックスターならふつう死んでるトシじゃないですか。尾崎とか。で、わたしもロックスターじゃないですか。尾崎みたいな。だからあれです、こっそりと、20代のあいだに書きためた駄文をね、詩じゃないしエッセイでもないし(まして句でもないし)駄文ですよ、それをひとつにまとめてステキな本にしてニヤニヤ眺めたいな、と思いはじめました。
あ、でも正直に言いますと、大学の2年くらいの時まではですね、詩を書いてました。うるせえよごちゃごちゃいうんじゃねえよ笑うんじゃねえよ本人が詩だと思って書いてたんだからしょうがねえじゃねえかよ。誰だって少しは通る道だろうがよ。でもアレだから、彼と目が合ったの……LOVE☆でもこれってTRUE?とかじゃないから。むしろ自分死ねばいいのにとかそういうことが基本でしたから。いやこれこそ誰もが通る道だろう! うるせえよ! てゆーか今だってそんなに考え方変わってねーよ!(こんなに恥ずかしいなら書かなきゃいいじゃないか。)
大学後半になるとあんまり書かなくなって、そのかわり日記を書きはじめました。それ以来、とぎれとぎれながら日記はいまだにつづいていて、そのなかにまあ、なんでしょうね、自分で残しておきたいなーと思う言葉群がところどころあるわけです。そりゃーもう自分大好きだから。しょうがないです。
そういう、詩だと思ってたものとか雑文とかをひとつの本にして箱とかにしまって自分大好きを認めながらかわいがってやりたいんです。自費出版で出したいんです。一般に流通はさせず。一冊だけ、自分のためだけに作れればいいかもしれない。でもせっかくだからもうちょっとだけ刷ってみて、この20代の自意識のかたまりをほんのちょっとだけ誰かにチラ見してほしいという気分もあったりして。
じゃあこうしましょう、いっそ自意識の塊の高校生と化してタコシェとかに勢いよく持っていって、置いてもらいたいです。わたしの20代を寒天寄せにしてもうそこから出さん、という気で。
でもどうやったらいいのか全然知らないんですよねー(新風舎は冗談で出したんであって、「共同出版」はありえないのでだいじょうぶです)。いわゆる同人誌とか作ってるところに相談したらいいんだろうかね。装丁にこりたいなあ。むしろ装丁がすべてでもいいなあ。中身は私が読めればいいから。
とかいいつつ忙しさに埋もれておりますので、とりかかるのはいつになることだろう。ま、そのうちヒマになりますよね。


まぼろしさん。情念を知っている方がいてよかったー。わたしは情念のボーカルの吉田酢酸先生に握手してもらったことがあります。あのバンド(?)は実はすっごいキャリア長いみたいです。タゴール、サラダがまずかったな〜。
しゃしん:前回からのつづき。やはりこのボロボロのアパート風建物の2階に純喫茶があるとはとても思えないのですが……(つづく)

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