顔を伏せろ

nomuch2008-09-28

ツッコミどころ満載なのは分かってるけどそこはあえて完全に無視して書くのです。
わたし、やっぱり男になりたいんだよねー。
総合的な話なのです。自分が何者かということを措いといたときの話なのです。
さっき、詳細を知らないけどかっこいい男の人(白人)が結婚式前の控え室(?)でギターを弾く映像(youtubeで見たんだけどたぶん映画の一部。→詳細判明。映画「愛おしき隣人」の一部でした)をたまたま見て、ふと出た感情は「あーかっこいいなー、こんな人になりたい」なんだよねー。ほんとに不思議なのだがこれがいつわらざる気持ちなのです。
これはたとえば今はいろんなことが済んで余裕が出たからこんなことを嘯くこともできる、とかいうことではなくて、昔から一貫した思いなのです。
高校のときは朝日くん(仮)がちょっと好きで、朝日くんみたいな人になりたいなあと思っている自分がいた。この思いは、一見すると男子高校生の単なる同性へのあこがれや尊敬のようにも取れますが、同時に、ぜったい朝日くんみたいにはなれないというものすごく強い確信(あきらめではない)もあって、朝日くんのようになるために努力するなどということは選択肢として挙がりもしなかった。思いつきもしなかった。つまり、「なれるわけがない人に、なりたい」という点では今の思いと全く共通なんです。
以前にやまだないとさんとお話させてもらったとき、ないとさんは「好きな人(異性)ができると、その人になりたくなる」と言ってて、私はそのときはあんまりピンと来なかったんですが、今考えてみるとわたしは実際の恋愛でこの感情をあんまり感じていなかっただけで、可能性の薄い相手であればあるほど「なりたい」って思うんですよね。俳優とか、電車で向かいに座ってる人とか、かっこいいなあと思うと、その人になりたいと思ってしまう。強く。
女性相手でもちょっと思うことがあるけど、それはやっぱり憧れ程度に収まるもので、たとえばファッションならファッションで、そんな感じを目指そうというような、とても具体的な範囲に収まる話です。不条理な憧れについては、やっぱり男性相手のほうが強い。
あと、わたしは「こんな女性になりたい」というイメージがない。目標像の女性がいないからあんまり女子として努力しないのかもしれない。でも逆に、「こんな男性になりたい」というイメージはものすごくあるんです(今も)。これもほんとに不思議です。ただその「男性像」に向かって努力しようなどとは微塵も思わなかった(もちろん今も)。わたしはそういうところに関してはブレがないんだ、ということに最近気づきました。
さっき可能性が薄い相手と書いたけど、あくまでの仮の話として、あーもう恥ずかしいから何度も書きますけどもほんとうに万に一つもない仮定の話ですよ、私がすごくかっこいいと思う俳優とほんとに恋愛関係になったとすると、わたしはたぶんずっと満たされないんじゃなかろうか。なにしろ「なりたい」んだから、いっしょにいて、どんなに好かれたとしても「なる」ことはできないから、じれてじれてつらいにちがいない。
あーでもそれが恋愛感情というものなのかもしれないですよね。
何を書いているんだ?
かなり我に返りました。
高校生かよ。
ここで数分、こんな恥ずかしいことは消すべきかどうか悩みましたが、一度書いたんだから載せようぜ。たくさん書いちゃったし。もう。いいじゃん、たまには。今日かわいい服買ったからこんなこと書きたくもなるじゃん。n°11ってところで買ったよ。しょうがないじゃん。石田衣良にでもなったつもりでこういうこと書いてりゃいいじゃん。私の石田衣良のイメージって何だよ。一冊も読んだことねえよ。せめて女子に喩えろよ。くさい恋愛コラムの女子って思いつかないからしょうがねーよ。
では恒例の役に立つ相撲情報コーナーですが、山本山(252kg)は最近石田衣良を読んでいるそうです。(20へぇ)
山本山になりたいとは思わないです。あと、玉春日になりたいとは思わないけど、引退にはおどろきました。さみしいです。おつかれさまでした。
米村(八角部屋)には、少しなりたい。


しゃしん:こちらの看板になると色あせ方が半端じゃない。