おしらせ地獄

どうにも間があいてしまう。
イベント来てくださってありがとうございました。ラジオみたいでおもしろかったです。
そんでわたしはこの冬、怒濤の新連載なんだよ。どうしちゃったんだよ。みんな、おかしいと思うよ。
前回書いた装苑の連載ですが、もう始まってます。いま売ってるやつのラストページに載ってます。
あと今年の春にモーニングの連載が終わってしまってますが、だいぶ間をおいて新しい連載がはじまりました。いま売ってるのに載ってます。知らない人んちにあがってごはんを食べるという、趣旨がなんだかよくわからん連載です。しかもわたしはすげえ人見知りなんだってば。初対面の人になんてなんにも突っ込んだこと話せやしないです。まったく適役じゃないのになんでこんな連載をやることになったのか不思議でしかたがない。
そしてrooftopという、ロフト(ライブハウスのほう)で配っているフリーペーパーに「中野の森BAND」という漫画(漫画ですよ!)を連載しております。月に1ページという極小連載。これももう配ってると思います。これはすっごい気楽に楽しく、踊るような心地で描いています。ギャラが、ふふふ、安いのですが、ギャラが安いほどわたしのやる気はあがるのだろうか。いや、そんなことを言ってはいけないよ。わたしがどんどん新宿中央公園に近づいてしまいます。まあその件はともかくとして中野の森BANDは自信作なのでみんなロフトのライブとかイベントとかを見に行ったらrooftopを見てくれよな! rooftopでボクと握手!
そして東京書籍で連載していた「お家賃ですけど」が12月更新分で終わります。
あー。新連載をドドドって書いてきたんだけど、最後はおわりのお知らせだ。ね。人生そんなもんなんス。
「お家賃ですけど」は、内容的にどうかということは自分ではわかりませんが、特別の愛情をもって書いておりましたので、こんな中途半端な形で連載が終わってしまうのは残念でしかたがない。話はまるっきりカタがついておりません。本来書こうとしていたことの3割、書籍化するとして今の段階から軌道修正しても6割くらいしか書けておりません。ここで終わるのは不本意すぎる。でも終わりですよって言われちゃったから私は抵抗できない。仕事でモノ書くってのはそういうもんなんだ。
担当の方を責めるわけではないです。受けるかどうかわからんものをこれだけ長く書かせてもらったんだからありがたい話です。終わりを決めたのは上のほうの方でしょうし、終わる原因が私の書いた内容にあるのか会社の方針によるのか分かりませんからそれ以上の深入りをする気になりません。ただ、むなしい。この、いちばん愛情込めて書けてたやつがなくなるんだなーってのがむなしい。
まあ本来書こうとしていたことからかなりずれてきちゃったのも事実なので、これを機にうまく話が落ち着く方向で書き足して行けたらなあと思っています。もうすでに話の山がどこだか分からないので、かなりしっちゃかめっちゃかになりそうで怖い。でもたぶん書籍化はしてもらえると思います。和子荘での日々が本のかたちでむにゅってかたまって物体になるのは私にとってうれしいことです。売れない本かもね。売れないほうが大切にしてもらえることもある。
小沢昭一の「私がこどもだったころ」はよかった。


しゃしん:こんな写真ばかりですみません。琴平にはこういうお店がやけに多かったです。いい青空ですね。このお店は現役っぽかったです。