おへんじとぬすみぎき

長文コメントたのしく拝読しております。やっぱりお返事してしまえ。ごく一部ですまん。
うみさん、左寄せのやり方ありがとうございます! しかし、あ〜〜よく分かんない。はてなの「デザイン詳細」欄をのぞいても、スタイルシートのところの行数がすごい少なくて、コメントに関する部分もなくて。もしかしたら最初から加工不可能なのかも。あと、ご自分の「モテ系の中のモテない系」という分析はたぶん正しい。なんて客観的な人だろう。ステキです。
345さん。ほんもののアジカンのごっちはありえないと思います。笑 てゆーか、万が一本物だったら、自分をごっちって書かないと思う……
あ、グーグーについて補足。わたしは犬童監督の映画だとほかにはメゾンドヒミコしか見てないんですが、メゾンドヒミコはすごい好きなんですよ。グーグーみたいな違和感はほとんどなかったんですよ。それだけに今回のがね、なんとも……。
のりたまさん。メールは、上にあるアドレスでふつうに送れますよ。若草堂、ついに行きましたか!! よかったでしょう!! あーうれしいなあ。若草堂はずっと頑張ってほしいなあ。また伊勢うどん食べに行きたい。
ひょうたんつぎさん。はっきり言って、私は内部の人がそういうこと言っちゃいけないと思うのですよ……真偽はともかくとしても。私は一介のファンなので、そういった形の深入りは望んでないんです。だから私のわがままで、コメント表示しませんでした。すみません。


今日聞いたおばさまがたの会話(笑える話じゃないです。すいません。あともちろん仮名)

「北田さんもたいへんだったでしょうねえ、それじゃあ」
「そうなのよぉ」
「お金だってかなりかかったんじゃないですか」
「あのねぇ、アメリカで集中治療室に入るとね、1時間……1時間よ? 1時間、10万よ!」
「10万! ひぇぇ〜」
「でもね、うちの主人は2日半かな、そのくらいで出られたの。だからまあ……」
「あぁ、まだ短い方だったのね。それはまあ、よかったわね」
「でもねえ、トータルではかなりかかったわ……」
「いくらぐらい?」
「4000万円……」

どうも、北田さんのご主人が重大な病気にかかって、渡米して臓器移植をしなきゃいけなくて、たいへんだったという話題らしい。それはまたレアな話を聞いてしまったなあ、とか、いくら命の問題とはいえ4000万円ポンと出せるとは、さすがセレブ(たぶん)は違うなあ、などと思っていたのですが、私がちょっとメモしておきたいのはそのあとのところです。

「でもさぁ、そしたらご主人だって人生観変わったんじゃない?」
「えぇ? うーん……」
「もしかして奥さんのほうが変わった? うふふ」
「んー……」

北田さん、何か歯切れが悪い。

「私もねえ、カード持ってるのよ。臓器提供、だっけ? 北田さんの話聞いたらなおさらだわ。そういうことも大事よねぇ、と思って」
「うーん……」
「北田さんもカード持ってる?」
「うーん、私ね、カード捨てちゃった」
「え??」
「うちの主人見てたらさぁ、なんか、人の命をもらって生き延びるのって、……なんかそれも変な気がして」
「……」
「治ってからもね、私が食べ物に気をつけろって言っても絶対外でいろいろ食べてるのよアイツ。ぜんぜん体も気をつけないし、何もしようとしないし。人様の命(臓器)もらって生きながらえたのに、何なんだろうって思って」
「あぁ……」
「だからさ、生き方よね。そうやって生き延びて、しっかり人生送る人もいるだろうけどさ、でもそこで元から命が終わりだったとしたら、それはそういう人生じゃない。そこまででも十分にいい人生を送る人だっているじゃない。うちの主人なんか見てたら、何のためにあんなにお金使って、人様の命までもらったのか分かんなくなっちゃって」
「あぁ……そう……そうなの……。なるほどねぇ」
「私が差しあげた命がどんなふうに使われるかなんて、分からないじゃない」

うわー。うわー、なんかすっげ、すごいバキッと来たー。体験者は何にも勝るよやっぱり。体験者の言ってほんと強い。


しゃしん:若草堂はほんとにいろんなところがいいですね。