たぶんふつうにっき

nomuch2008-10-03

仕事が、はかどらない………………
まったくはかどらないのでふつうにっきでも書いてみよう。
イベントのお話、引きずり。
あの、飴をくれたかた! なにあれー! すごいですね! 最近はいろんなものがありますね! なんだかもったいなくて口にできないです。ありがとうございます。
いまなんだかもやもやーって思っているのは、男の自覚と女の自覚って根本的に質が違うんじゃないの? ということです。
たとえば男はわりと「オレは男だ!」って思う瞬間があると思うんですよね、象徴的に。で、それはわりと前向きというか、太くて強いベクトルだと思うんですよね。性欲とぎっちり結びついていて分かりやすい。男で「オレ女だったらよかったのに」と言う人は、本気度100%で女になりたい人か、女装フェチか、「女の方が働かなくて楽」と思ってるか、そんなもんだとおもいます。「言ってみること」さえ少ないはず。かなり少数派だと思うんです。
でも、女の自覚ってもっと、いつの間にか竹が地下茎をアスファルトの下まで伸ばして、あるとき突然アスファルトにひびが入っていたのに気づくような(うわー分かりにくいたとえですね)、「あ、え、分かってたけど、やっぱり私って女か!? え、女か! そうかー、女か……(嘆息)」みたいなのが多くない? 私だけか? 男の性欲のように太くたくましく「私は女だ!」だけで生きてきた人っているのかなあ。
しつこいほど言ってるけど、わたしは「私は女だ/男だ」という確信なんか全然ないわけですよ。私は私であって、性別の強い自覚だなんて実体が分からない。でも、ときどき何かの機会でふと出る感情に、あーなんだよこの感情、これものすごくきもちわりぃくらい女だわ、なんだこりゃー、って思ったりするんです。だから、本気度高くなくても、まして男装マニアとかじゃなくても、「わたし男だったらよかったのに」と言う人はかなり多いと思う。これはあくまでも「言ってみた」程度のものです。ときどきそのめきめき下から生えてくるオンナっぽさが心底いやになってそういうことを言いたくなってしまう。
こんなん私が言わんでも太宰治「女生徒」とかで言ってんなー。太宰はなんでそんなに女生徒の気持ちが分かるのだろう。太宰め。
仕事するか寝るかどっちかにしよう。


しゃしん:下の美容室廃墟を拡大してみました。でもこの大きさじゃよく分かんないですよね。