ふつうにっき

nomuch2008-09-23

以前にわたしは、「やりたいことがない」と書いた。でもそれはたぶんまちがい。やりたいことはあるのです。よく考えてみるといろいろあるのです。
ただ、やる気がないんです。
やりたいことはあるけどやる気がない。ここが壁なのでした。
そんなことに気づいたからって何も起きないんですがね。
じゃあやりたいことを恥ずかしがらずに全部書いてみようか。とおもいます。
すてきなデザインの本を出したい(→おそろしいことに、本人のやる気はヨレヨレだったのに温かいみなさまのおかげですでに実現してしまった、だからもうやりのこしたことはない、マジで)。すてきなデザインの、文字だけの本を出したい(→おそろしいことにおそらく実現しそうな気がする、だからほんとにもうやりのこしたことはない)。
そうなんだよなあ、わりともう十分ってきもちなんですよね。おカネ的な面以外は。これ以上なんかこう、アレするもんでもないだろとかおもっちゃって仙台に住みたいってふと思って不動産サイト眺めたりしてしまうのはこのせいだ。
じゃあ比較的重要度が落ちることも挙げましょうよ。
タモさんに会いたい(→いっこめがそれかよ、しかもこれはごく個人的に会ってしゃべってみたいだけでテレビで共演したいなどとは全く思わないし、万が一実際に会ったところで私はちぢこまってへんな切り口の話ばかりをして帰ったあと史上最大の自己反省会そして自殺をするのだろうし(それは考えすぎ)、とにかく実現しないだろうしむしろ実現してほしくない永遠の希望。それでいて私は実際のところ会うだけだったら会ったことはある、目の前3メートルくらいで)。音楽(バンド)をやりたい(→作曲できないし楽器はお遊び程度にしかやれないのでとっかかりが何もない、そして体力がない、だから実現しない)。すごい大きな絵が描きたい(→描こうと思えばやれるのだろうが特に描きたいことがあるわけではない、そしてその大きな絵をどこに保管したらいいか分かんないし、誰に見せたいわけでもどこかに出品したいわけでもないし、そもそも描くためのスペースがない思うとやる気も出ない)。旅がしたい(→そこそこしてる。でももっと大きなのにはカネとヒマが必要)。OLがやりたい(→これはちょっと別種だ)。服が作りたい(→きょう服を買いに行って不意に思ったけどこれもまた全く経験がないのでとっかかりがない。そしてわたしはそんなにおしゃれさん☆じゃないのできっと何の発想も出やしない)。
やあ、けっこうやりたいこと(だけ)あるよね。やる気はないけどね。よかったよかった。健全健全。
しかしまあ、こういう、やる気をなえさせる様々な要素をうちやぶって、クリエイトする方々はさまざまにクリエイトしているんですよね。心底尊敬してしまう。わたしは大人になってから、やりませんかとかやってくださいとか言われたことしかやったことがないような気がする。あ、あれだな、ブログとかいうものをおっ立てたのだけは自分でやったんだね。よくがんばった。いやそうでもない。


しゃしん:うつくしい看板