気分のわるい日は調子がよい

nomuch2008-02-25

きょうはモテない系更新の日なんですが、ああ、今日のは、ちょっと文章の練りが足りなかった…。こういうことここに書いちゃいけないですよね。ん、でも、反省として…。やっぱり文は時間をもっとかけて練らなきゃいかんです。このブログでさえ練るんだから、お仕事はもっと練らなきゃいけないです。デッサンみたいに書いては消し書いては消し。だからわたしはパソコン(ワープロ)のない時代だったらこんな仕事できなかっただろうな。一度書いた文を何十回と直すんだから、原稿用紙だったら破れとる。原稿用紙じゃカットアンドペーストできないしね。
練りが足りないので、ちょっと感じの悪い文になっている気がします。なんか作文の集中力が持たなかったんだな。ここに書いてもしょうがないですが、感じ悪りぃな、とおもわれてしまったら謝りたいくらいです。
こうしてわたしは毎日ひとり反省会ばかり開くね。つぶれるばかりの小企業の会議のようにね。ただみんな疲れていくだけの結果を待つ。
つかれるだろ。わたしはつくづくおもう、いっそのこと石原慎太郎になってしまいたい、と。あるいはみのもんたとか。なんとなく皮膚が象っぽい。体に現れるんだよ。おなじ疲れるなら肉体が疲れた方がよほどよい。
前回、肩書きをノリで募集してみたところ、なんと、3通もの応募がありました。ありがとうございます。しかもそのうち2通が実質的におなじという、おどろきの結果が起こりました。せっかくなので、3通ともおひろめしようとおもいます。おひろめしていいですよね?
マリエさんより、「物書き」あるいは「なんでも屋」。エリカさんより「もの書き」。ダイザエモンさんより「能町みね子」。
物書きはいいですね。わたしもそういえば過去に物書きって言ったことあるような気がします。ものがひらがななのもいいですね。うん。もの書きはわりと使いやすくていいな。ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、かっこつけて言ってるような気もするので(いつもどおり自意識旺盛にお送りします)、ほんのちょっとだけ引っかかるんですけどね。肩書き「能町みね子」は、ちょっと、むりです。ごめんなさい。そのイメージはあれだな、私としては、仮に私がビーチバレーの選手だったとしたら、まずは躍動感あふれるプレーを何カット分もして、体が砂だらけになって、でも最後に汗をぬぐいながらオロナミンCを飲んで、カメラに向かって「職業、能町みね子!」って言ってオロナミンCをぐいっと差し出して満面の笑顔。で、そのあと水滴のやたらついたオロナミンCがシュバッ!って出てきて、オロナミンCのロゴが出んの。そんなCMの感じです。でも私はビーチバレーの選手じゃないので、ちょっとむりなんです。
そんなわけで、あの、わたし前回の記事をかいたあとに思いついたんですよね。「文筆業」って、いいなあって。文筆業ってすごい無味乾燥な感じがして、あんまり何の色もついてなくて、わりと使いやすい。だからとりあえず文筆業ってことにします。ほらもう、わざわざ3人の方にメールをいただいたのに採用しなかったよ。けっきょく自分の案だよ。だから言ったんだよ、わたしなんか最低人間なんだぜ。どのくらい最低かっていうと、常温で3日放置したリプトン500ミリパックの飲みかけのティーオレを、においがだいじょうぶそうだったので今日飲んじゃった。そのくらい最低です。


しゃしん:島の、浜辺の集落。おもいっきりつげ義春の世界。ここからたぶんSLが出てくる。