ひくめにっき

nomuch2008-01-30

なんかなあ、あれだよなあ、たまにはこういうかんじで書いてもいいよなあ。
へこむことがあったわけよ。そのへこむことってのは、私だって大人だからさあ、そりゃ各方面にすこしでも影響をおよぼしてしまう(そして回り回ってけっきょく自分の心証をわるくする)ことは避けたいから直截的には書かないですよ。ああもう、やる気なくなるわー、すべてのやる気が泥に埋まる、息をするやる気とかそういうあたりからくつがえされる。
あ、こういう遠回しな書き方だといやなほうへ勘ぐっちゃう方もいらっしゃるでしょうし、その保険をいっこ書いておきますけど、すくなくともここを読んでくださっている方々にまったく原因のないことです。すいません。
まあその原因っちゅうのが、世間一般としてはまったくもって喜ばしいことだというのが、実にやるせないよなあ、単にわたしが悪いってことになっちゃうもん。いや、うん、私が悪いんですよ、あんな喜ばしいことにひとり腹を立てているわたしが心のねじくれた最低人間(伊集院さん調)だということなんですよ。まあそりゃわかっとるわけですよ。
要は、その、けっきょく到達点はいっしょなんですよね。世の中あたまがちょっとゆるいくらいのほうがどうせ正義なんです。人殺しが起きたとなれば犯人に腹を立て、人が生まれたと聞けば心から祝福して子に未来を見、戦争をなげき、政治家に腹を立て、バカというキャラづけをされた芸能人を嗤い、そういうことをしているのが正義だっつうことなんですよ。「世界中が感動!」という映画に感動し、「世界中が震撼!」という映画に震撼するっていうのがただしい人間らしいです。いや、正しい人間です、これは断定ですよね。もうわかった。もういままでこのことは何度もかくにんした。一か月に一回は確認してる。確認しあきた。
あーおかねほしーい、このプールからぬけちゃいたい。みんな、よくがんばるよ、報われない汚い心のみなさま、ついついわたしたちは信じてしまう、たくさん考えたほうがいいんじゃないかとおもっちゃう。でもそれはまちがってるらしい。あれがこうなってこうなるからこうなる、つまり実はこうなのだ! なんてことは、どうでもよい。あれがこう!!! くらいがいいんですって。1+1ってなんだろう? 2かな? たぶん2じゃないかな。やっぱり2だったー!!! っていう、このくらいのことで日本人の8000万人くらいは毎日たのしいんですって。
そんな紙、ジャングルにもどせ。伐るな伐るな。


しゃしん:果ての集落の、どこかへのぼってゆく道